スタートアップゲーム開発会社の目標・評価制度構築
2019年10月01日
組織のビジョン実現とバリュー体現による人材成長の両輪を目的とした人材マネジメントの仕組みづくりに初めて取り組んだ会社の事例です。
■クライアント概要とプロジェクトの背景
- 創業6年、従業員約30名程度のゲームソフト開発会社
- 事業成長・組織拡大に伴い、個人商店的運営体制から、会社組織として成果を上げられる体制とマインドセットをつくるため、組織を変革させていきたいとのトップの意向がありました。
- 変革のベクトルを合わせるため、会社のミッション・ビジョン・バリューの再定義を自社で実施していました。
- 策定したバリューをメンバーが体現し、ビジョンに描いた将来を実現していくこと、同時にメンバー自身の成長を加速させていくことを目的に、人事制度構築・導入のご依頼がありました。

■プロジェクトの焦点
- 将来を見据え、組織運営の要となるリーダー陣に、これまでトップがすべてを担ってきた組織マネジメントの考え方とノウハウを委嘱し、より自律した組織運営体制を築くことを目指しました。
人事制度の導入を通じて、これからの自社が大事にする成果とスキルを示すことにより、自社にとって"なってほしい人"になっていくほど報酬があがるしくみを目指しました。
■プロジェクトのステップ
- グランドデザイン
- 組織マネジメントのビジョンに関する議論
- これからの自社の重要な成果の定義に関する議論
- 人事制度の基本設計に関する俯瞰的検討 詳細設計
- 等級制度:グレード体系と定義、個人のグレード検討
- 報酬制度:報酬レンジ、賞与・昇給の仕組みの検討
- 目標・評価制度:PDCAのしくみ、目標設定・評価プロセス、フォーマット検討導入コミュニケーション支援
- メンバー説明の実施、コンテンツ作成
- トライアル導入サポート:目標サンプル検討支援など